坂戸市の「ギャラリー月桂樹」コロナ禍で休廊していたが6月から再開廊した。
孤高の画家「中村 忠二展」とあって早速でかけた。この画家の作品は以前長野県の梅野記念絵画館で見て、画集から、記憶に残っていた。
作品はモノタイプ(ガラスや金属に描写して紙に転写する版画技法)
「蟲たちと共に」など5冊を自費出版している。切り詰めた生活の中、自身のすべてをかけ、しがみつくように日々作品にとりくんでいる。何故か生き方が長谷川利行を思わせる。
昆虫や草花を愛し、素朴で心象的な作品、こんな絵が描けたら…と思うひとときでした