山内 若菜展 丸木美術館
3/30、お彼岸の供花が.気になって浄空院(牛歩父)へ出向いた際、近くの丸木美術館へ寄ってみた。
和紙の上に岩絵具、墨、アクリル絵具、オイルパステル等を何度も塗り重ね、複雑なマチエールを作り描き出している。
山内若菜は、東日本大震災・福島原発事故10周年の節目に当たり、
精力的に福島や広島に足を運んで、原爆の痕跡を取材している。
久しぶりの美術展。コロナ禍の中、未だに東京の美術館には行っていない。
ポスターを見たときは、何か暗い重苦しい絵だと感じていたが、小品をみると優しさと慈しみの心が感じられた。大作はエネルギッシュで原発への厳しい目が画面に溢れていた。
この日は唐子公園に駐車し、そこから美術館~浄空院へと桜を愛でながら歩く。曇り空で歩くには程よい天気と距離だった(3,5k 7635歩)