「高坂丘陵と高坂彫刻プロムナードコース」 11月市民ウオーキング 11/14
高坂活動センター~九十九川沿いを歩く~はにわの丘史跡公園~ゆすらうめ公園~
白山中~高坂丘陵活動センター~彫刻プロムナード~高坂駅~高坂活動センター着
今日も良い天気。途中、高田博厚彫刻作品の解説を聞く希望者のみ残り、(高田博厚と遊ぶ会)のメンバーと彫刻プロムナードを歩く。
「宮沢賢治」1971年、谷川徹三に勧められ,賢治の弟からもらった数枚の写真を基に、制作する。賢治の「空気をまとってきた」と最も気に入った作品としてアトリエに飾っていたという


「タゴール」インドの詩人思想家。博厚が帰国後に手掛けた著名人の肖像彫刻のひとつ
「女のトルソ」1963年制作 人体の一部だけを現わしても、それが極限の「調和」をえているならば、それこそ本当の「形」である。




「ポール・シニャック」フランスの画家1961年制作、博厚はシニャックの家に招かれ、芸術について語り合う。彫刻は見る角度によって感じが違う


「憩い」1961年 真の空間とは自然の中に「自我」が生まれるものなのだ
「女の大トルソ」1964年制作


「高村光太郎」高村は博厚を彫刻の道へ導き、博厚にとって唯一の先輩であり友であった。高村光太郎を崇拝する田口弘氏(元東松山市教育長)高田博厚とも親交があり、その縁で博厚の作品が沢山市に寄贈された


「海」 1962年制作 「女のトルソ」 1965年制作 首や腕がない時、より本質の「美」を示していることへの感覚的知恵を近代人に与えた


アラン(フランスの哲学者) 博厚がフランスで制作した作品 1932年


32体中、ほんの一部だけ載せた。”高田博厚と遊ぶ会”の方々が、にこやかに面白く説明してくださり、その熱意が伝わって来た。
毎年博厚の展示会や講演会など参加してきたが、現物の作品を見ながらの解説は初めて
とても有意義なウオーキングであった。(5,4K 11084歩)