2018-03-23 ルドン~ 秘密の花園 展 絵画のこと 3/13 「熊谷 守一展」を見た後、皇居東御苑を通りぬけ丸の内の三菱一号館美術館「ルドン展」を見る。 オディロン・ルドンは印象派の画家たちと同世代でありながら、幻想的な内面世界に目を向け、その特異な画業は、今も世界中の人の心を魅了している。 「ルドン展」は2001年に小田急美術館で見ているが、副題の~秘密の花園~に惹かれて改めて見直す 今回は花、植物の作品に焦点をあてていること。 又、前回に見られなかった 最大級のパステル画(グランブーケ)とともにドムシー男爵の食堂を飾ったオルセー美術館所蔵の15点に注目した。 会場での撮影可の部屋より 出品作品の大半はオルセー美術館、ニューヨーク近代美術館など海外の主要美術館の所蔵作品から集結していること。 ルドンは自らの絵画のなかで「表現不可能なもの」をあらわすという困難な挑戦にこたえることができた。 ルドンの芸術は、日常の現実を超えて創造と夢の世界、目に見えない世界を見せてくれる。 大きな壁画には圧倒されたが、自分としてはルドンのエッチング集、「黒の時代」のリトグラフ、デッサン,木炭画を好む