岸本葉子さんのエッセイ
「ひとり老後,賢く楽しむ」岸本葉子、図書館から休館になる前に借りた本。
岸本さんは当時50代、その感覚で老後に対する考えを述べているように感じる。
老後といっても年代によりそれぞれ考え方が違うのは当たり前。
前半は作者の経験をもとに住宅や老人ホームの選択、親の介護のことなど述べられ、徐々に70代80代90代の方々の暮らし方の例で、より楽しく生き生きと生活している生き方を紹介している。
自分の今の立場で共鳴する部分を参考にした。
△ 人に頼ることと依存は違う
△ 自分が出来ること、出来ないことの見極めをする
△ 今、一緒に楽しめる人との関係を大切にする
△ くよくよ考えるより動く
△ 寂しいという感情に、向き合ってみる
△ 寂しいの原因は「ひとりだから」ではない
△ 身近な人のいいところを少しづつまねる
老後を考えるスパンは人によって違う。今、コロナウイルスでただならぬ事態、より自分を律して過ごさねばと思う。