牛歩母日記?

草花を見る。絵を描くことが好きかも‥。Instagramもあります。/gyuuhohaha/

エルミタージュ美術館展

同じ国立新美術館で開催の「エルミタージュ美術館展」も見た。
 
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マチスの「赤い部屋」が見たくて…紅い部分が緑色から塗り替えられたという。
下に緑色が少し残っている。
色彩の大幅な塗り直しや塗り重ねは、結果的にマチスにおける独特の色調をもたらしたものとして知られている。
 
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この展覧会は、16世紀から20世紀の各時代を代表する秀作を展示している。
19世紀のドラクロア、モネ、セザンヌ、さらにマチスピカソまで、豪華な作品が並ぶ。(画像は図録より)
 
ピカソ「 マンドリンを弾く女」
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レンブラント「老婦人の肖像」
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セザンヌ「カーテンのある静物
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ご一緒したOさんによると、これらの名画はすべて黄金比で描かれている。
黄金比とは 人間にとって最も安定し、美しい比率。 縦横の辺の長さの比が 1:1,6
この見方で部分的に見ていくと、確かにそのように見えてくる。名画といわれる所以かもしれない。
絵を描く時の基本的なことを、改めて意識し教えられた。
作品点数はそれほど多くはなかったが、初めて見る作品も多く、その絵を前にしての至福の時でした。
 
 
乃木坂から地下鉄を乗りまわして?やっと上野へ、上野公園も新緑で五月の風が爽やか…
上野の森美術館大賞展」へ
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平成会の関根 吉昭さんの作品
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個性豊かで可能性に富んだ作家を顕彰する目的で、今年30回展。
東北大震災を思わせる作品も多々見られた。
 
3つの展覧会をはしごして、お疲れの1日、でも注目の絵を重点的に見て、充実したひと時でした。
連休明けのためか、それほどの混雑もなくスムースに鑑賞出来た。