スカイツリーと山種美術館
少し脚を伸ばして、東京ソラマチを覗いてみた。
スカイツリーの入場券、当日売りはまだ、(この日は曇り、とき寄り雨、)上空は期待できない。
下町の賑やかな「ソラマチ商店街」を通り、”きれい””かわいい””おいしい”をかなえる、女性のための空間。
ぶらぶら洗練されたショップを楽しむ。
平日だというのに、若者と、我々と同類の地方から出てきたオジサン、おばさんの集団でごったがえしていた。
あまりに綺麗なソラマチを出て、本当の下町を味わいたくて、路地をぶらぶら、外まで客が溢れている中華の店で
ラーメンを食べた。刻んだ小葱が山盛り、美味しかった。やっと下町に会えた気がした。
水上バスが通るらしい
若い女の子が下町を周っている。
時間もまだあったので、今見たい絵のある、福田平八郎展の「山種美術館」へ、
地下鉄を乗り継いで恵比寿まで。 駅から15分弱、雨の中歩く。
漣 (さざなみ) 今回は途中入れ替えがあり、見られなかった。 代わりに「雨」が展示されていた。
「雨」 「筍」 部分
「彩秋」
福田平八郎のモダンな日本画、暗い室内で、ひときわ映える。やはり素晴らしい。
生誕120年、大正から昭和にかけてのカラリスト。「芥子花」もいい。
そのほか、横山 操の「滝」、小野竹喬の作品などどれも斬新なアングル、風景のデザイン化、
私の好きな作品が並ぶ。
美術館の隣には、八百屋さんと魚やさんが…渋谷の広尾、このミスマッチがほっとさせてくれた。