熊谷市冑山の
根岸家長屋門で写生会。朝のうちはどんより曇り、午後から晴れて暑くなった。
根岸家は江戸時代中期、亨保元年(1716)甲山村の名主、後に箕輪村も兼ね、村内の治世に努め、
豪農として
地位を確立。中でも根岸友山は
尊王攘夷派の志士と交流し、
新撰組と行動を共にするが、その後江戸警備の
新徴組に参加した。
友山の次男武香は県会議員、
貴族院議員となり、考古家として
吉見百穴発掘など文化活動へ貢献した。
根岸家は寛政年間の頃建設され、敷地は1600坪、
長屋門は幅13間奥行き3間屋根棟高10m、かっての
「振武所」には当家の歴史や荒川の洪水に備えて保管されていた木製舟など展示されている。
門の前の芝生の広場には大木の桜が満開、桜の下で皆でお弁当を広げた。楽しいひととき。
この日、パフォーマンスの練習をする若者、思わずシャターを…
この日の油絵 15F