武田 征繁氏 遺作展 8/8~12
東松山市立図書館展示ホールにて 平成美術会会員の武田 征繁さんの遺作展が本人を悼む有志の方々のお骨折りにより開催されています。
氏は去る7/8 73歳で逝去(病名 肺がん) されました。
治療中、身辺整理の中で( 最初で最後の「個展」をして武田 征繁の作品を皆さんに見ていただいたらどうか) との提案に、本人も賛成し開催の運びとなったそうです。
しかし、事態は急変し7月8日、帰らぬ人となりました。
楽しみにしていた「初個展」 本人のくやしさ 無念さはいかばかりかと…
その無欲の意思を尊重し、そのままの作品で今回のような<遺作展>となりました。
独特の表現・色彩・構成力・技法の独自の画風作品が、会場いっぱいに満ち溢れ感動の「武田ワールド」
となりました。
満面の笑顔で作品の説明をしてくださる武田氏が会場のここかしこに…あの元気なころの楽しいひとこまが思い出されます。
69点の作品と未発表の作品、デッサンの一部を投稿し、記憶に留めておきたいと思います。
武田 征繁氏のご冥福をお祈りいたします。
遺作展実施員の方々には沢山の作品の搬入、搬出、展示、その他諸々と…
この様な素晴しい展覧会を ありがとうございました。