牛歩村から老夫婦の様子を窺いに一晩泊りできてくれた。
夜のうちに、豚バラ肉の燻製、サクラの木のチップがベラんダからかおる。何やら、塩などねり込んでいるようだ。
うどんの仕込みも、薄力粉と強力粉を混ぜ、叩いたり踏んだりしてねかせておく。
ベーコンは温かいうちにサラダで、数日前に行ってきたという、
知多半島の潮干狩りのあさりも、助役が料理して、
あさりの酒むし、お味噌汁にも。どちらも、もちろん美味しかった。
ベーコンも焼いて油抜きし、朝食にも。
手打ちうどんも腰があり美味しかった。
道具から材料まで用意してくれ、二人で台所でまめまめしく。なによりの心のこもった御馳走でした。