不忍池は、まだ花は咲いていないが蓮が一面に、、高いビル群にかこまれ様変わりしていた。
弁財天にお参りし、大きな鯉の集団を眺め、中の茶屋の前を通り、大通りから静かな裏道へ岩崎庭園の坂を上がる。
洋館北側外観、シュロの木が異国情緒を漂わせる。
岩崎邸は、
三菱財閥の岩崎久弥の旧邸宅で、イギリス人の建築家コンドルによる設計。
新しい日本の建築文化がここから始まる。洋館と
撞球室が
重要文化財に指定されている。
完成当時は、15000坪の敷地に20棟もの建物があった。現存する3棟のうちの1棟が
木造2階建て・地下室付きの洋館で、本格的な木造建築。
撞球室はジャコビアン様式の洋館とは異なり、珍しいスイスの山小屋風の造り。
庭園は、
大名庭園の形式に芝を張り、庭石・灯籠・築山が設けられている。
広大な庭に面した洋館南側のベランダには、列柱が立ち並ぶ。
2003年の修復工事により、壁紙に金唐革紙が復元され華やかに蘇る