奥秩父の宿坊「太陽寺」 1日目、ヨガ、座禅、読経
道の駅「あらかわ」の傍のハス田に寄った後、いよいよ大滝村、大日向山「太陽寺」へ向かう。
奥秩父の山々は谷合いが深く、切り立った杉や檜の樹林の山道を標高800m、大血川にそって、
天空の寺へとクネクネと上る。
「太陽寺」は秩父の山奥にひっそりと佇む禅寺で、「しゃくなげ寺」とも呼ばれている。旅情もそそる素晴らしい環境の中、ケータイも圏外、近隣に民家もない。日常にはないきりりとした時間を自然と一体となって過ごす。
15時半、到着して間もなく、座禅堂でヨガが始まる。緊張の中にも、開放された窓からは涼しい緑の風が、
ヒグラシの鳴く声、渓流のせせらぎを聴き、先生の一言一言に心洗われる思いだった。
「PINDA」、若くて美しいヨガの先生。
次に座禅、住職より廊下の歩き方、姿勢、呼吸、脚の組み方など教わり、10分座禅を組んだら休憩し、初心者
でも安心。半眼になって、無の境地に…
次は、本堂に移動して、住職も袈裟をまとって読経。皆で声を出してお経を読む。
本堂
座禅堂に向かう石段。 両脇に、縁結びのご神木。