宿坊「太陽寺」2日目、歩行禅、写経、法話
5時半起床、広場まで日の出礼拝のため登る。残念ながら薄日が差す程度で、太陽は…
ヨガの先生のお話を聴き、思い思いに、瞑想にふける
寺の庭には、まだキンシバイが咲き乱れて、そんな季節に逆戻りの涼しさ。
「おとしぶみ」 ヨガの先生が手のひらに載せて見せてくれた。 葉っぱがクルクル包まって、山の小道を歩いていると、分かりにくいが道に落ちている。 その名の響きが面白く、後に調べてみましたら~
その昔、直接手渡しするのが憚れるような内容の手紙(恋文など)を、わざと気づかれるように落としておいた。
これを「落とし文」とか。当時の手紙は巻紙に書かれており、こんな形だったのでしょう。
「おとしぶみ」の正体は、まさしく「おとしぶみ」という虫の幼虫がはいっている。
歩きながら2個見つけて、ポケットに入れて、持って帰ったつもりが、いつの間にかなくなってしまった。
どこかで孵化して「おとしぶみ」の成虫になっているかも。
座禅堂で、外気に向かって、朝の清々しい空気を胸一杯にすって座禅。もう昨日から3回目、慣れてきた。
途中一休みの間、それぞれ別の場所に移動 この時ほど空気の美味しさを感じたことはなかった
座禅中に、窓から見える自然と一体となって。
やっと、朝食。 我々家族4人は、テーブルを囲み、男性達は、外気に触れながら…
その後、写経、 何も考えずに、「空」の境地。縁側で雄大な自然を前に正座で、
集中するうちに、ふと我を忘れる。この無我を体感する。
牛歩父も、皆と同じような速さで、集中して写経できた。この修行での嬉しい出来事。