2014-03-31 芦野の里、伊王野、白河の関へ3/25① たまに外出 日々の暮らし 「ふるさと探訪の会」のバス旅行。栃木県那須町の芦野の里(奥羽街道)、伊王野(東山道) そして福島県の白河の関へ 早朝から天気もよく46名、大型バスで出発。芭蕉と歩く奥の細道コースと、義経伝説の東山道を行く。 芦野宿は江戸時代になってから奥州街道関東北端の宿場町として栄え、最盛期には42軒の旅籠があり、 芦野氏が4500石の旗本として陣屋を構えていた。 遊行柳 鎌倉時代、西行法師がここを訪れている。500年後芭蕉が元禄2年、54後の寛保3年蕪村が この遊行柳を訪れている。 この地は埼玉から比べるとまだ寒く、柳の芽吹きも少し先。 「田一枚 植えて旅立つ 柳かな」芭蕉 「柳散清水涸石處々」蕪村 城下町としての芦野宿の最も繁華な仲町には大正10年代までは用水路が道路真ん中を流れていた。 商工業を営むものが多く住んでいて、今なお家の前には屋号の名残りが沢山立っている。 ストーンプラザ 石の美術館(芦野石で) 那須歴史探訪館 芦野宿の歴史を「道」をテーマに表現、又那須の風土と生活が見られる 陣屋裏門からは芦野の町並みと遠く茶臼岳を主峰とする那須連山を一望できる (写真では手前の森の奥に白く雪をかぶった連山が微かに見える) 三光寺 (日本三所聖天の一つ) 東山道は、奈良の都と陸奥の国を結ぶ古の道で、伊王野は義経街道とも呼ばれ、伊王野氏の城下町。 民話に生きる大きな「北向き地蔵」 那須といえば塩原と並んで温泉や那須岳で有名だが、芦野はその反対方向福島県に隣接する小さな集落。 春まだ浅き城下町は静か、城跡をめぐる桜並木は、美しい春の街道を想像させる。 伊王野で名物の蕎麦を食べた後、福島県へ