初春の展覧会 二つ
1/4 牛歩父のお墓参りの後 牛歩村長の希望で近くの「丸木美術館」へ寄った。
ここは昨年も、イベントがあり夏に来ている。
静かな美術館は思いがけず開館していて 来館者もちらほら。牛歩村長は久しぶりなので熱心に「原爆の図」の各部屋を回っている。
一貫して地道に努力している美術館の姿勢に感動を覚える
「原爆の図保存基金」の協力を呼び掛けている。
丸木美術館は行政や企業の支援に頼らず市民の力で支えられてきた。これからも自由で自立した活動のできる美術館として歴史をつないでいくための基金である。
「小高文庫」 丸木夫妻がアトリエ兼書斎として愛用していた部屋。二人の著作や画集など閲覧できる。
天井の立派な梁に圧倒される。
二階の窓からは冬枯れの都幾川の風景が…西日にキラキラと光る水辺が美しい。
ひがしまつやま芸術祭の「東松山美術展」 1/9~1/13 総合会館。
この日は 平成美術会のギャラリートークがあるので出かける。 「街の芸術家たちの世界」と称して 20の団体が数日に分けて作品や制作過程、会への案内などを発表する。
会場はそれぞれの参加団体の方などでいっぱい。平成のMさん、にこやかにわかりやすく語る。
この他に 自分の参加団体、セザン画会、美術協会からも。
結果はともかく テーマの「つなぐ」という意味合いも 高齢者の生涯活動の一環としても 来場者との交流の場として良い機会だと思う。
セザン画会の作品