ツリフネソウを見てきました。森林公園9/12
植物園ガイドツアー「ツリフネソウ」に参加した。ツリフネソウは木道沿いに数百株が自生している。帆掛け船を吊り下げたような形からこう呼ばれている。尾根の木々の葉陰で太陽の光がさえぎられ、ミゾソバ等と光の奪い合いをする。今年は梅雨の長雨により谷筋ではミゾソバの背伸び競争に勝ち陣地を取り戻したとのこと。
秋になるとトラマルハナバチが長い舌を使って蜜を取りながら背面に着いた花粉でツリフネソウの受粉を助ける。マルハナバチがツリフネソウと共存している。マルハナバチは花の蜜が溜まっているかを瞬時に判断し、効果的に蜜を集める。そのため集団で生活することが有利になる。晴れた日にはマルハナバチの集団が舞い、ブンブンと鳴り響くらしい。「花は偉大な発明家、虫は時を見極める監察官。時に双子相愛蜜月の関係」
自然の成り合いに感嘆!
ナツハゼの実、「森林公園のブルーベリー」と呼ばれている。ブルーベリーより小さい。秋に黒色に熟す。酸味も強いが甘みもある。皆でつまんで食べる
ヤマボウシの実、下に落ちている小さい実を拾って食べる。甘い、(大きな実は美味しくないらしい)食べられることを初めて知った
ナンバンギセル(ススキの根元に咲いている)
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オニバス 水生植物園 、遠くでよく見えないが青紫色の花がきれい!
ガガブタの花も咲いて
雨も上がり涼しい日。ツリフネソウは、北本の自然観察園でも見ていたが(その時は牛歩父も一緒、最後の遠出の散歩だった)
ガイドの方のお話を聞いていると、自然を生かす、花を咲かせる、その陰には公園の皆さんの大変な努力があることを改めて知った。2時間弱の短い時間でしたが有意義な楽しいひとときでした。