2014-02-10 日本近代洋画展 2/7 絵画のこと 「西洋への憧れ 個のめざめ」~国立美術館巡回展~川越市立美術館。 大雪の予報が出ていたので、会期も残り少ない展に行ってきた。 明治時代に西洋から本格的に入ってきた洋画。 比較的新しい表現方法に魅せられた画家たちの創造の歩みをたどる。 (写真は図録より) 津田青楓 <頬杖の女> 黒田清輝 <落葉> 梅原龍三郎 <雲中天壇> 佐伯祐三 <裏町の広告> 小磯良平 <娘達> 松本竣介 <Y市の橋> 国吉康雄 <鶏に餌をやる少年> 普門 暁 <鹿・光> 吉原治良 <涙を流す顔> 画家の個性が顕著になり、洋画を日本人の表現とするために、西欧にわたり最先端の芸術にも反応し、 やがて日本発の「具体」などの動きにも繋がる。 殆どの作品は見たことはあったが、改めてじっくり鑑賞すると又感動が湧く。 他に浅井忠、青木繁、岸田劉生、須田国太郎、藤田嗣治、山口薫など好きな画家の作品も多かった。全59点