牛歩母日記?

草花を見る。絵を描くことが好きかも‥。Instagramもあります。/gyuuhohaha/

ベン・シャーン展

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1月5日、遅くなったが、実家に年始の挨拶に行き、その後、牛歩父の両親の墓参りに行った。
途中17号線も渋滞していたが、さらに産業道路が大宮のサッカー場あたりで試合があったのか、
さっぱり動かない。平常1時間弱のところ2時間かかって浦和の寺へ着いた。

帰りに、県立近代美術館により「ベン・シャーン」展を見た。

以前から見たいと思っていた展。ここ浦和の所蔵作品や大川美術館などで数点は見ていたが、
今回の様に沢山の作品は初めてだった。

ヒューマニズムの姿勢に貫かれたシャーンの作品は、描くものに対して、つねに鋭い批判の眼差しと
深い愛情を感じる。特にその震えるような線からは、哀しみや怒り、そしてやさしさといったシャーンの
感情が伝わってくるようだ。
絵画とドローイングを含んで300点。とても考えさせられる展覧会だった。
私は、ただ、シャーンの線が好き。絵としては、最初のポスターの絵と、5番目の絵が好きだ。

1番上  「一行の詩のためには… リルケ「マルテの手記」より (愛にみちた多くの夜の回想)
2番目  「一行の詩のためには… リルケ「マルテの手記」より (扉1)
3番目  「クローバーの葉」
4    「連邦社会保障ビル壁画の”大工”の習作
5    「槍に取り囲まれるハムレット
6    「スポレート(二つの世界)音楽祭」のポスターの原画
7    「波止場の船と都市風景」