牛歩母日記?

草花を見る。絵を描くことが好きかも‥。Instagramもあります。/gyuuhohaha/

ヴァロットン展8/24

上野から新装なった東京駅へ、三菱一号館美術館の「ヴァロットン展」へ行く。
 
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                                  ポスターの絵     [ボール」説明を聴くと、まさに冷たい、裏側の視線がよみとられる
フェリックス・ヴァロットンの日本初の回顧展。
スイス生まれ、16歳の時パリに出て、ボナール・ドニらが集結した芸術家グループ「ナビ派」に合流。
独特な距離感で「異邦人のナビ」と呼ばれる。その画面は冷淡で謎をはらみ、時に悪意さえ匂わせる。
 
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この作品は昔オルセー美術館で見ているが、改めてその家族の冷ややかな食卓を感じる。作品自体は面白い
 
 
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貞節なジュザンヌ」  怪しげな女性の何とも不敵な笑み、謎のような作品。貞節どころか娼婦の卑猥、
聖書のパロディである。
 
 
一号館所蔵の版画作品60点は斬新で現代的、モノクロの作品は、深い画面構成と大胆なフレーミング
自分の好きな版画二作品
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「これが戦争だ」主要な形と背景の交錯が、そのまま世界の破壊と敵の目を盗む潜行の表現となる。
その画面は時を越え、現代の私たちとも共鳴する。
 
 
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「アンティミテ」男女の姿はコントラストの強い画面の中で砕け一瞬それと判別付かない。判じ絵のような図柄。
 

 
新しい東京駅の目の前「JPタワー/KITTE」の5階、食事をしながら暫しおしゃべり。
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三菱一号館美術館の3F窓から中庭を、都会のオアシス。バラの季節は最高に美しい。
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美術展のあと、パリの街角を思わせる一隅でコヒーブレイク!絵画の話で盛り上がる。心躍る1日でした。