日本初公開の「大公の聖母」など油彩画20点とゆかりの画家ベル
ジーノらの作品を加えると60点あまり。
ラファエロの作品が並ぶその中で、1室その作品が異彩を放っていた。「大公の聖母」である。
透明な光の中に澄み切った静けさが支配する空間が広がっていた。
「聖家族と仔羊」
「無口な女」
「聖ゲオルギウスと竜」
自画像
パンフレットより
1483年、
ラファエロ・サンツィオは、イタリア中部
ウルビーノで生まれた。宮廷画家であった父らに絵を学んだ彼は、レオナルド・ダ・ビンチ、
ミケランジェロらの表現を吸収して腕を磨く。卓越した才能、美しい容姿、社交的な性格が
教皇や、貴族に愛され、栄光を手にしたが37歳という若さで生涯をとじた。
常設展もいつも見ているが、素晴らしい作品に改めて感動する
ファーマーズ・ホイ
この後、直ぐ前の上野の
東京文化会館へ、筝の演奏会を聴きに…和服のご婦人方で賑わっている。